今週の火曜日にライターのMさんとタルカへ行った。
午後1時に終業だったのだけど、少し残業になってしまった。
急いで向かった。Mさんはお店の前で待っていてくれた。私たちでミールは終了だったので、間に合ってホッとした。
ミールを喰べながら主に家族の話をした。
瑞麗さんはその時は少し落ち着いていたので、私は楽観的だったけれど、兎に角暴言が凄まじい、と言う話を聞いて貰った。
「瑞麗さんは超えてはいけない境界線がある事を知っていて、それが何処なのか探るためにそう言う態度を取り続けているのでしょう。」
「乱暴な人は、そんなものがあるとは気づかずに踏み込み、侵入し続けて来て境界線をあっさり超えて来る。そこで全ての道を絶ってしまう。それがまた繋がった事はもうないでしょう。」
「その境界線は普通の親が持つものとは違うもので、それは芸術に携る人間だからなんだと思う。瑞麗ちゃんはそれを理解している。」
「そしてそれは人によって違う所に敷かれている。」
と言われた(上手く説明出来ない...)。
その通りだと思った。
だけど遠かった境界線が自然に狭まって行く事もあるし、それが起こるのは私は嬉しいのである。
この数日間、なんだか自分が面倒な人間に思えてしまい、ちょっと落ち込んでいた...。
大切に思う人を失いたくないので、これからは境界線に踏み込まれてしまう前に伝えるつもりである。
épreuve d'essai