2週間前にサリンジャーの遺稿を遺族が出版する準備を進めている、と言う記事を読んだ。生前、数年に一回はアメリカの雑誌上に、ストイックな暮らしを続けながら、ひたすら執筆をしている、と言う様な記事が載っていた。
膨大な量の書き溜めたものがある、と聞いていたけれど、出版される日が来るとは思いもよらなかった。本人はそれを望んでいたとは考えにくいけれど、Glass Familyのその後を読む事が出来るのは嬉しく思う。
ニューヨークの中央図書館ではサリンジャーの書籍など、彼にゆかりのある物を集めて展示する事になっているそうである。
彼の人生の半世紀が描かれた映画が去年アメリカで上映されていた。京都でも3月に上映される。すごく観たいと思っている。