ライターのMさんと久しぶりにお会いした。
タルカへ行くのは数ヶ月ぶりだった。
蕗みたいな不思議な野菜が入った料理を頼んだが売り切れだった。
Mさんは店主の方とお知り合いなので、少し残った分をサービスとして
頂いた。
食感が独特だった。
タルカを懲りずに頂いたが、少し味が違った。
以前の方がスパイスが効いていた様な気がした。
アチャールともう一つのチキンのカレーは凄く美味しかった。
Mさんに薦められた本の話をした。
時空を旅する人が主だった人物として出てくる。
Mさんは「嵐が丘と共通した点がある。」とおっしゃっていた。
嵐が丘は大学時代に友人に薦められて読んだ。
受けの良い恋愛小説、と言った前印象を持っていたが、
そんな易しいものではなかった。
惹きつけられて夢中で読み終えた。
嵐が丘を読んで良かった、と言っておられる女性には沢山会ったけれど、
男性は殆どいない。
バタイユの「文学と悪」の中での嵐が丘の書評は非常に興味深かった。
比較出来るように、読み終える様に頑張ろうと思う。