lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

barriers

6月一杯で辞める男の子がいるのだが、英語が結構出来るので自由気ままに振舞っている。私はリードしている時は、個人的に彼と話す機会がないので、何も言えなかった。月曜日に空き時間があり、所用を片していると、同僚から名前を呼ばれた。教室に入り、その子が授業中にラムネを食べている、と聞いたので、彼を廊下へ連れ出した。

廊下では日本語で子どもにどう言った事情があるのか聞く事になっている。先日彼のお母さんが「息子の英語のレベルはとても高いので、クラスで退屈している。ネイティブの先生にもっと彼に早口で話しかけて欲しい。」と言っていた。私は彼と日本語で話す機会は一度もなかったので、今回も英語で何故、今ラムネを食べてはいけないのか、ラムネは自分のポシェットではなく、棚に入れるように、と話した。

彼は良く駄々を捏ねるのだけど、今回は反抗せず、素直に従っていた。

家に帰り、瑞麗さんにこんな風にラムネを食べた男の子に話しかけたんだよ、と言ったら、めっちゃ恐い、そんな風に先生に言われたらそりゃ従うわ。と言われた。

私でも子どもに恐い、と思わせる事が出来るのか、とちょっと驚いた。

ラムネの男の子は授業中、いつも"This is so easy! Easy! Easy!"と言い続け、そして一所懸命取り組んでいる他の子ども達を馬鹿にするので、先生方に嫌われている。かと言って、特に運動神経が優れている、図形や理科、クラフトが得意、と言うことはない。

その後の図形の時間に取り組んだゲームで最下位だったので、ちょっと悲しそうだったが、誰も同情していなかった。

来週には彼のお母さんと保護者面談がある。英語を伸ばしてあげられなかった、という後悔があるので、これからこうされたらどうか、と言う提案をするつもりである。

 

続きます。