図書館の後、musée de la vie romantiqueへ行った。
常設展を観てから、テラスに設けられているレストランで遅い昼食を摂った。
唯一の食事らしきサラダの盛り合わせを注文したが、とても美味しかった。
アジア人のお客さんが多かった。
庭は小さいけれど綺麗だった。
バスに乗ってロダン美術館へ向かった。
ここは広いので観光客が千人以上訪れても気にならない。
今回はゆっくり観て回った。
10代、20代の頃、ロダンは好きではなかったのに、
最近はいいな、と思うようになった。
カミーユ・クローデルの作品は殆どが彼女自身によって破棄されたらしい。
それでも残された作品が90点以上あったので、
彼女が亡くなった後に、彼女の作家活動に理解を示していた親族によって
ロダン美術館で展覧会が開かれたそうである。
「老い」に目を向けた作品があり、それが目をそらしたくなる程
力強かった。制作されたのは彼女が若い時だったので、
直視することが出来たのかもしれない。
いくつかある制作過程を見せた展示が私は好きである。
庭に出て散歩をした。気候が丁度良くて気持ち良かった。
ショップで「 Hand of a Pianist」の作品のミニチュアを購入した。
手がモチーフの作品はいくつかあるけれど、これが一番好きである。
ロダン美術館を出た後は流石に疲れたので、phoをオペラ座の近くで
食べてからアパートメントへ戻った。