終業後、職場近くのスーパーで買い物をしてからYさん家へ向かった。
いつも降りるバス停の隣で降りたので、行き方が変わったせいで道に迷った。
夜は人通りが少ないし、道路が疏水に沿って続いていたので暗く、道に迷ってしまった。アバンギャルドな玄関が目に入った時には安堵した。
防音室でピアノの練習をしているYさんへテキストを送った。直ぐに返信があり、家の中へと通された。2階にあるダイニング、リビングルームを温められて下さっていて、とても心地よかった。お茶をいただきながら食事が始まった。どれもとても美味しかったけれど、とりわけ鯛の料理があさりとサフランの味が効いて素晴らしかった。ワクワクしていたので、写真を撮るのを忘れてしまった...。
食事が終わりかけの頃、Lちゃんが帰宅した。久しぶりに会えたので嬉しかった。デザートはグルテンフリーのチョコレートケーキだった。こちらもとても美味しかった。ベーキングが得意ではない私は、オーブンを使いこなす人を尊敬してしまう。
凄く疲れていた事もあり、時間の感覚がおかしくなってしまい、ふと時間をチェックすると最終バスを逃している事に気がついた。Yさんにそのことを伝え、一晩泊めて貰う事になった。シャワーを借り、布団を敷いて眠りについた。
猫のNちゃんに何回か遭遇した。白いのでつい名前を「ゆきちゃん」と勘違いしていた。警戒心が強いので、少し空いているドアの隙間から様子を伺っている彼女の顔を見た。とても可愛い猫だった。
朝は妹夫婦との約束があるので、早めにお暇した。
夜お伺いする事が多いので、朝日が入る時間は初めてだった。数枚写真を撮らせて貰った。凄く久しぶりに朝帰りをしたのだった。