lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

minimalist life

今朝は留袖の着方を習った。

重いので、留めていてもいつの間にか下がっていて、何度も直した。

二重太鼓の帯の結び方は半分忘れていた。先生に教えて貰い、自分でも試行錯誤して漸く合点がいった。また忘れそうで不安なので、土曜日の午前中にあるレッスンへ行かせて貰う事にした。次の次のレッスンから他装の練習になる。上級の試験はトルソーに留袖を着せるらしい。16回のレッスン中4回目が終わった。後半は振袖の着せ方も習う。とても不安だけど修了出来る様に頑張ろうと思う。

午後3時に瑞麗さんのお父さんの行政書士の人が車で迎えに来てくれた。そして家庭裁判所へ向かった。調停はスムースに運び、裁判官の宣言を持って無事終了した。後は届いた書類を持って区役所へ行けば終わりである。

瑞麗さんと眠る前に喧嘩をした。カナダへ引っ越すまで後1ヶ月だけど、喧嘩になるので距離を置こうか、と言われたので、良いよ、と答えた。もう関わらないで、と言われて終わった。

楽しく過ごしたい、と思っても、それは今までの経緯を考えると双方が努力しないと難しい。瑞麗さんに自分の気持ちを認めたメールを送信した。

瑞麗さんのお父さんが、調停からの帰りの車の中で自分の引越しの荷物の話をした。彼のガールフレンドさんは物を持たない人で、お付き合いを始めるまでお皿とボウル、コップが一つ、お箸が一膳しかなかったそうである。新居に持って行く荷物もスーツケースが一つ、そして中位の段ボールが一箱しかない、と瑞麗さんのお父さんは言っていた。私の友人にもあまり物を持たない人がいたけれど、そこまで徹底した人は私も出会った事がない。ガールフレンドさんは物に囲まれる、新しい生活をとても心待ちにしているそうなので、面白いな、と思ったのだった。

龍玖と瑞麗さんもあまり物を持っていない。その大きな理由は日常生活の大部分をネットを使って過ごしているからみたいである。私はアナログな事をしているので、物が家に沢山あふれている。私自身が作品や集めた古い物たちを手放したり(服と本は極限まで減らすつもり)思い出の物をデジタルに切り替える事はないけれど、それで済んで来ている二人が羨ましく思う部分もあるのだった。