一番教えるのが難しい、と感じている男の子が昨日は休みだった。
親御さんが働いている医療機関で、新型肺炎の感染者が出たためである。
検査では陰性だったそうなので、来週から教室に来る、と聞いた。
算数とカタカナが苦手で、足し算は漸く最近出来るようになった。
クラスメートの子供達がその事に気付き、どうして出来ないのか、訊く様になった。
そんな事もあり、足し算が出来るようになるまで、教室では宿題があってもしなかった。
日本語で話しても要領を得ず、なぞなぞ好きだけど、何を言っているのか分からない。
なぞなぞではなくて謎じゃん、と思っていた。
しりとりをすると「僕からする。」「みかん」と言ってすぐ終了する。
学童へ迎えに行くと、早めに着いても万全の体制で玄関で待っている。先生方が手を焼いているからである。
英語はあまり上達はみられないけれど、足し算が出来る様になったのを見て、みんな成長するんだな、と感慨深く思ったのだった。
双子君たちは授業に積極的に参加する様になった。手を上げてくれるし、片付けをしていると「先生手伝うよ。」と言ってくれる。とても嬉しく思った。
双子君たちの大好きなカウンターを使うゲームをいつかしようと思う。