1泊2日の旅である。
土曜日の午後1時に梅田で待ち合わせをした。
妹たちが私を拾い、芦屋へ向かった。
思ったよりずっと早く芦屋に到着した。
お昼ご飯を誰も食べていなかったので、美術館近くにあるカフェで
ワッフルを頼んだ。
コーヒーもワッフルも美味しかった。
母にコーヒー豆を買って貰った。
谷崎潤一郎記念館は市立図書館と美術館の並びにあった。
表に綺麗に紅葉している紅葉が植えられていた。
展示は1階のみだった。
彼の著作の単行本が並べられているのを見て、それらの3分の2は読んだ事があると気づいた。20代の頃日本へ帰国する度に本を沢山購入していた。その頃はパソコンは持っていなかったので本をひたすら読んでいたのである。谷崎潤一郎や川端康成、芥川龍之介の様な文豪と呼ばれる作家の作品を読み漁っていた。
直筆の原稿が展示されていた。その字の読み易さに驚いた。私は彼の文章は入り込み易いのでとても好きである。