lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

卒業アルバム

今日は遅番である。

仕事前にクリニックへ行こうかと思ったけれど、億劫になり止めた。

週末に気が向いたら行こう。

今週末は日曜日に庭師さんが来るので、それに向けて土曜日に片付けをする。

家にいる事が出来るので嬉しい。

英語に触れる仕事をしているので、英語の文章を読むのが楽になって来た。

アメリカやイギリス、そしてフランスにいた時は英語漬けだったけれど、日本に帰国してから暫く気持ちが英語から離れていた。

そして一気に下手になってしまった。

そんなに話し込む機会はないけれど、英語力は戻って来た様な気がする。

iPhoneは英語、Alexaは日本語に設定している。

Alexaは日本語の方が楽しい。

瑞麗さんがカナダへ渡る直前に、中学校の卒業アルバムに載せるための個人写真を撮った。その頃黒子を取るために、薬品で焼いていたので顔が傷だらけだった。冬に帰国したらまた撮りなおせるから、と言われたので、そのまま写真を撮ったのだった。

だけどこの冬は日本に帰れない事になり、写真の撮り直しが不可能になった。それで写真はもう載せないで欲しい、と瑞麗さんが中学校へ電話を電話を入れた。

担任をしてくださっていた先生から電話が入り、瑞麗さんが写真は一切載せないで欲しい、卒業アルバムは買わない、と伝言を残していた、どうすれば良いでしょうか、と訊かれた。とにかく個人写真が嫌だと瑞麗さんが言っていたので、その写真だけ除いてください、そしてアルバムは私が購入します、とお伝えした。

瑞麗さんにその事を伝えたら、アルバムなんてなくても記憶にしっかり焼きついているから大丈夫、必要ない、と言われた。記憶にしっかり焼きついていても、月日を重ねると霞んでしまう事もある、と言ったのだけど、そんな事は私には起こらない、と返された。

瑞麗さんは中学校に通っていた当時仲が良かった友達とは日を開けず話をしている。だから彼女の中では現在形の話なのだろう。大切に想う気持ちは薄らぐ事はなくても、その姿を思い出そうとしても画像が霞んでしまう。そんな事が起こるとは思いもしないみたいである。将来卒業アルバムがあって良かった、と思う時がある様な気がするので、その時まで預かっておくつもりである。

私の卒業アルバムは押入れに仕舞ってある。それらを私は眺める事はこれからもない様な気がする。