lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

金曜日

14日金曜日、午後3時半に緩和ケアの病棟にある、談話室に入った。担当医の先生と看護師さんが同席した。5月6日にMRIで撮像された肺の画像を見せて貰った。患部はかなり大きくなっていた。お腹が痛い、と言っていたのは、実は胸の方だった、と先生が言っていた。痛みのコントロールは上手く行っており、貼るタイプのものを使っている。点滴は今のところ必要でなくなったので止めた。自宅で介護を希望するのなら、今が最後のチャンスかもしれません、と言われた。父は常々帰りたい、と看護師さんたちにも言っていたらしい。その方向で行こう、と話し合って決めた。担当医の先生との面談中、父から電話が母へ、そして弟に入った。話の内容が気になって仕方がなかったらしい。退院についてどう言ったことが必要なのか聞いている、と弟が答えると安心したみたいだった。病室に戻り、もう一度確認をした。父は「マンションに帰りたい。」とはっきり答えた。程なく父の担当のケースワーカーの女性が病室に入って来た。妹の後輩だそうである。どこの家に戻るのか、訪問医は誰にするか、そしてどの介護サービスを利用するのか、と言う質問を受け、妹が淀みなく答えていた。15分後、その女性が退室し、弟は会社へ戻って行った。そして母も自転車で来たので、暗くなる前に帰ると行って出た。午後6時、父の夕食の時間になったので、妹が父の食事を取りに行った。おかゆだけ全部食べた。私がおやつに買って来たカリカリコーンを開けてつまんでいたら、食べたい、と言うのであげた。「美味しい。」と言って半分くらい食べていた。コンビニで購入して来たアイスコーヒーも全部飲んでいた。食後の薬を服用したのを見届けた後、妹と一緒に退室した。私たちは妹宅の最寄りの駅に車を停めた。殆どの店のラストオーダーの時間を過ぎてしまっていて、もう食べられないかも、と思っていたら、京都発の中華料理店が食べていっても良い、と言ったので入った。全部美味しかった。妹宅へ戻り、NetflixでStranger Thingsを第1話から第3話まで観た。そして眠った。