lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

音楽と踊り

ピアニストのYさんと尺八の演奏、そして舞踊家のcollaborationを観に行った。

コンサートやパフォーマンスを聴く/観る時は、凄く緊張して疲れてしまう。体調を整えようと思い、昨晩は早く眠り、午前中は洗濯だけ済ませてゆっくり過ごした。

会場へは20分前に到着した。

席決めは先着順だった。後ろから2番目の中央の席を選んだ。10分前には全部席が人で埋まっていた。

始めの2曲は尺八の演奏である。舞踊家の男性が静かに舞台に出て来た。前回観た時は白塗りで顔はずっと歪ませていたため、その表情しか覚えていない。今回はテレビドラマに出演されている時の顔だった。

尺八の音を聴くと別世界を見せに連れて行かれた様な気持ちになる。そんな訳で私は尺八の音が怖いのである。今回もそうだった。踊りと共に不思議な時間の中へ入って行った。2曲目ではYさんが銅鑼を演奏しながら舞台に出て来られた。少し安堵して、心地良い音の響きに聴き入った。

Intermissionが終わってからYさんの演奏が始まった。1曲目はバロック時代のフランスを代表する作曲家の作品だった。trillが沢山ある曲だった。2曲目は以前もYさんがリサイタルで演奏した事がある曲だった。また聴く事が出来ると思わなかったので、プログラムを見た時嬉しくなった。ピアノの音と共に、舞踊家の方の動きも激しくなった。76歳とは思えない程の均整の取れた体と動きだった。私は彼の事を舞踏家だと思っていたけれど、舞踏とは全然違うと言う事が今回理解出来た。

最後の曲は尺八の古典本曲を、Yさんによるimprovisationでピアノと尺八の協奏だった。Yさんは大学時代作曲を専攻されていた。何が起こるのか分からないのでドキドキしながら観賞した。

色々な場面が思い浮かんで来て面白かった。

終了後、出演者によるMCがあった。

舞踊家の男性はチャーミングな人だった。

これからもっとperformanceを観よう、と思った。