森林食堂へは午後3時きっかりに到着した。
20日と21日は予約のみの日、とInstagramで告知があった。
予約受付開始から1時間経った頃にその事を思い出した。
何時でも良いので予約が出来ないか、テキストでお伺いをした。
午後3時なら大丈夫ですが、如何ですか、と返信があったので、とても嬉しかった。
母はカレー好きではないので、気乗りした感じではなかった。
そしてお店の雰囲気をとても気にするので、料理が良くても雰囲気が良くなければとても不機嫌になるのである。
そんな訳で母がどんな態度を取るか不安だった。
お店に到着して10分ほどお店の前で列になって並んだ。
前の回のお客さんのお皿を片したオーナーさんが、
「お待たせしました。」
と言って、午後3時のお客さんをお店に招き入れた。
私たちはテーブル席へ案内された。
母は快適な椅子に座り、膝掛けをして心地良さそうだった。
それから10数分後に料理が運ばれて来た。
今日はメニューはなく、全員同じ料理を食べる。
前回このお店に来たのは5年以上前だった。
その時、ここのカレーのユニークさ、美味しさに感動した。
今回も同じ印象だった。
美味しくて、そして楽しくいただいた。
母も美味しい、こんなカレーは初めて食べた、と言って喜んでいた。
妹も念願の森林食堂に来られて嬉しそうだった。
オーナーさんはお店を1人で切り盛りされている。
今日はお隣さんが洗い場で手伝ってくれているから助かっている、とおっしゃっていた。
オーナーさんは、TwitterやFacebookでのコメントを読んだ時の印象通りの人だった。
とても幸せな気持ちになりながらお店を出た。