22日は早番だった。
ピアニストのYさんが、Rくんのお母さんであるEさんとの夕食会に誘ってくれた。
終業してすぐにバスの停留所へ向かった。
職場は京都のかなり西側にある。
通勤経路とは違う、景色の移り変わりを窓から眺めていた。
私は午後7時に到着した。
お2人は午後6時半から来られていた。
メニューを読んだけれど、味の想像がつかないものが多かった。
中華料理がメインで、でも様々な国のお酒と合う料理といった印象を受けた。
酢豚は面白いアレンジをされていた。
餡が黒酢の味がしっかりしていて美味しかった。
店の中はさりげなくヨーロッパのカフェの様な設えになっていた。
Eさんと会うのは数年ぶりだったけれど、全然お変わりなかった。
Eさんは瑞麗さんの通っていた学校で日本語を教えておられる。
学校はその規模がどんどん大きくなっているそうである。
新学期からは、瑞麗さんが通っていた頃より3倍以上の生徒が在籍することになるとのことだった。
私も知っている子供たちの消息を聞いた。日本に残ったり、欧州やアメリカへ渡り勉強している子どもたちがいて、様々な道を歩んでいた。
食事の後、お茶をいただけるイタリアンレストランへ移動した。レストランと同じく、2番目のお店もYさんのお見立てだった。
チョコレートクリームブリュレを頂いた。
私はお酒を飲んでいないけれど、なんだかとても楽しかった。
Yさんの娘のLちゃんは今年大学に進学する。Yさん、ご主人のEさん、Lちゃんは来月初めに渡欧し、Lちゃんを残して8月終わりに帰って来るそうである。
Eさんは一番上のお子さんが、以前住んでおられた州にある大学で勉強している。彼女を訪ねて今週中に渡欧される。
みなさんが良い時間を過ごされる様祈っている。
パリで夏季講習を受けている瑞麗さんは、濃厚接触者に3回該当してしまい、PCR検査を受けることになった。結果は陰性だったので安堵した。カナダへ戻るまで後1週間足らずとなった。
早く日本へ帰って来て話を聞かせて欲しい。