夕食のご招待を受けた。
Yちゃんは前回会った時よりも元気そうだった。「Giorgione展を観て、小さいフォーマットで制作をしたくなり、銅版画に挑戦したいと思っている。」と言われた。彼女が描画をして私が印刷をすることになった。嬉しくて興奮し銅版画のことを語ってしまった。
人の作品を刷るのはギャラリーで働いていた時以来である。線描画、とくにドライポイントの印刷は大好きである。強く版を引っ掻いた時に出来る線にインクが乗ると、滲んだ線となる。他の部分にインクを残さないように版を磨き、描画された線を忠実に紙に映しだす。私のエッチングの最初のプロセスでもある。
瑞麗さんとKちゃんはiPadでショートムービーを作っていた。それがなかなかの出来で感心した。龍玖とR君も今回は楽しそうに遊んでいた。Mさんはリラックスした表情で家人と話していた。
午後11時頃お暇をした。帰りの電車が事故で停まっていたので、Uberに乗って帰宅した。
Yちゃんががどんな描画をするのか楽しみにしている。