lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

春秋座へ行く

京都experimentの公式演目である「喰う」を観てきた。
まずトークがあり、ポエムのようなライティングが日本語、英語、フランス語で書かれたテキストを渡された。排泄がテーマだったので、スカトロだったらどうしよう、と不安な気持ちになった。
窓のない会場に入ったらドアもカーテンで隠された。13人のパフォーマーは観客に混ざって佇んでいた。時間になると、持っていた紙を食べ始めた。そのうちハミングで合唱となった。そしてパフォーマンスが始まり、発声があったりした。その間もずっと紙を食べていた。人によっては食べ散らかして紙くずが床に散乱していた。終わりに近づくにつれてそれらの紙くずも拾い集め、口に全部入れていた。パフォーマンスが終了しても、半数のダンサーたちは口をもぐもぐさせながら挨拶をしていた。
トークの中で、制作者が「食べる」という行為を独自に解釈し、それを表現している、と言っていた。
思っていたよりずっと面白かった。