lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

現状維持

気分は相変わらず。

2日体重を測らなかったら今朝2パウンド増えていた。この時期に太るとあとがしんどい。が、食べていないとむかむかして辛い。食物繊維のたくさんはいったクラッカーなどを調達したほうがいいかもしれない。

このところブリブリはオワハカへ移住しようというアイデアに取り付かれていて、先週はその話ばかりされて悩まされた。あそこはメキシコでも山岳地帯にあり、気候もおだやかで料理もおいしく、生活費もとても安く済む。ということで、定年退職後に移り住む白人さんたちが増えているらしい。フォークアートも盛んで華やかな原色で塗られた木彫りの動物たちで溢れているようだ。ブリブリとかスーザンさんにはうっとりの町なんだろうけど、私には全然興味が湧かない。ましてやそこで暮らすなんて。アメリカンスクールのようなものがあっても、龍玖もたいした教育は受けられないだろうし、ただ生活費が安くてスペイン語が勉強出来るだけの理由ではあまり説得力がない。ただでさえ気分が優れなくて落ち込みぎみなのに、その話をされてかなり憂鬱になっていたけど、今週は殆どその話に触れなくなったのでほっとしている。

メキシコだったら賃金が安いからメイドを雇って子守りをしてもらえるから、制作にいそしむことが出来るとか言ってくれているけど、私はそのような貧富の差が激しい国へ行って、そのような主従関係を持つのは嫌だ。

グアテマラで、チキンバスを乗り継いで行った有名な観光地の湖のほとりの町で食事をしていた。そこは香港系中国人の経営するカフェで、彼女の娘と息子とみられる子供たちがテラスでぷらぷらしていた。そこに靴磨きの道具をもった9歳ぐらいの少年が入ってきて、靴磨きは要らないか、とたずねてまわった。そこはみんな半そでTシャツ、サンダル履きの観光客しかいなかった。悲しそうにうつむいている彼を見て、そこの子供たちは、自分たちの小遣いであろう高額紙幣を、みせびらかすように彼の顔先でひらひらさせていたのだった。龍玖ももしそんな環境で育ったら、彼女たちのようになるかも知れない。