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今日の昼過ぎにバレエ教室へ行く。龍玖がお試しクラスに参加するためである。去年も一度観に行ったバレエ学校だ。前回観たのは、チュチュをきた女の子たちがスカーフをひらひらさせる練習をしている授業だったせいか、全く興味を示さなかった。今回はアメリア嬢がバレエを始めるというので、それに便乗してもう一度様子を見ようかということになった。龍玖はずっと「嫌だ。」を繰り返しているので、ブリママも私もどうかと思っている。

昨日この前買ったお米があんまりおいしくなく、食も進まずみんな浮かない顔をしているので、ブリブリがいつもの「かがやき」ブランドをブリ両親に買ってきてもらえるよう頼んでくれた。今朝お弁当用にご飯を炊き、今かがやきごはんを食べているがやっぱりおいしい。贅沢だとは思うがお米だけはおいしくないと幸せな気持ちで食事が出来ない。ブリブリに他のブランドの米はもう一切買いません、と宣言したら「他にもっとおいしいのがあったらどうするか？」と聞いてきた。私はかがやきに１００％満足しているので、もう冒険はしたくないと言った。おいしくないのに使い切るまでそれを食べ続けるのは非常に苦痛である。それに米を無駄にしたら目がつぶれる、と言われて育ったので捨てることが出来ないのだ。絶対こうと思ったら引き下がらないようにしよう、と心に誓ったのであった。

トロントへはやはりクリスマスではなく感謝祭に行くらしい。ブリママとかいろいろな人がクリスマスに行って欲しいと願っているのだが、考えを変えるつもりはないらしい。やれやれ。

今冷や飯を少しつまんだが、おいしい。かがやき万歳である。

龍玖はまったくバレエに興味を示さなかった。練習に加わろうともしなかった。アメリア嬢は10分ほどやっていたが、トゥシューズを脱いで投げ、スーザンさんのいる保護者席へ行って座ってみていた。これでブリブリも２度とバレエの話はしないだろう。彼はなにか龍玖に習いものをさせければ、とあせっているようである。アメリア嬢は既にリトミック、水泳、体操とやっているのだが、龍玖は何もしていないからだ。ブリママはプリスクールで龍玖は精いっぱいなのだから、と言って私の意見に賛成だ。幼稚園が始まればピアノと何かスポーツをさせるつもりなので今はゆっくりさせてあげたい。