「Thirty two Short Film about Glenn Gould」の中でグールドが愛用していたSteinway CD318というピアノが出て来る。そのシーンでは「The Well-Tempered Clavier, Book I, BWV 847」が演奏されている。19年前にこの映画を観たのだが、その曲が一番印象に残っていた。最初に聴いたのがグールドによる演奏だったためだろう、今でも彼のバージョンが一番好きである。龍玖が来年の発表会でこの曲を弾くことになっていて、毎日練習している。