Vanvesには11時半に到着した。
瑞麗さんは昨日からMちゃんの家にお泊まりだったので、久しぶりに一人で来た。今日は日本人の観光客が沢山来ていた。日曜日は殆ど同じVenderさんたちなので、動物の牙で作ったという丸いオブジェとお皿を購入した。
次に路面電車に乗りMarché du livreへ向かった。Vanvesから一駅の所にあった。
誰が買うんだろうという本が沢山並んでいた。特に目を引く本がなかったので、30分だけ滞在した。
その後、Vanvesに戻り、地下鉄でMちゃんの家がある地区へ行った。Duvocという駅で降りて、まだお迎えまで時間があったので、散歩をする事にした。特に目的とする場所がなかったので、視界に入ったTour Montparnasseを目指して歩く事にした。
どうしてパリにこんな建物が建ってしまったのだろう。
20分でタワーに到着したが、まだ時間があったのでモンパルナス駅の方へ向かった。駅前に少しだけクリスマスマーケットが開かれていた。その周辺をうろうろしてから、Mちゃんの家のある方向へ戻った。
Mちゃんのお母さんに貰った道順通りに行ってみた。Bon Marchéの並びにエントランスがある、と書かれていた。すぐ隣はBalenciagaのアトリエだった。番地を見たら絶対に近いのだが、とそのまま進んでいったら、それらしき門があった。コードを入れてみるとドアが開いたので入り、道順通りに歩いて行った。途中公園とチャペルの間を通り過ぎたところに、瑞麗さんが正面にある建物の窓から声をかけてきた。そこにたどり着くまで7、8分かかったと思う。セキュリティーコードをまた入れて、中に入りインターコムで番号を入れ、2番目のドアのロックを解除してもらった。それで1階に上がると全フロアーがMちゃんの家だった。ずっと玄関で瑞麗さんを待たせて貰った。Mちゃんのお母さんが出てこられて、少しだけ緊張しながらお話しをした。途中にあったチャペルは今は教会としてではなく、パーティー会場として使用されていて、パリコレが催される事もあるそうである。
高級レジデンスホテルのような雰囲気のお家だった。外に出た時、心からホッとした。