Mausi関係のドイツ人の女の子Mさんが帰国することになり、そのお別れパーティーがあった。フランス人のMちゃんと、滞在しているお客さんのYさんと一緒に午後６時にお店へ伺った。
Mさんの他にY子さんの１０年来の友人であるオーストリア人のFさん、鰊蕎麦をごちそうして下さったK子さんが来た。２０代の女の子が３人、日本人のバンドの男の子の話で盛り上がっていた。私は新しい人たちの名前を教えてもらった。
Y子さんが焼いたいちじくのタルトとお茶を頂きながら、お話しをした。共通言語は英語だったけれど、時々日本語が混じり面白かった。途中作家のKさんが来て、後で奥さんのTさんが少しだけ顔を出した。
アメリカでは、ドイツ語が出来る人のことを「"High German"を話す」と表現することがある。Mさんにそのことを尋ねると「本当はその表現は正しくなく、ドイツやスイス、オーストリアのドイツ語圏の人が理解出来る言語、という意味」だ、と答えてくれた。本来の意味は「標準語」だけど、ある小さなエリアの人たちしか、それを日常的には話さないらしい。その呼称から、上流階級の人が話す会話の名称と思っていたので、ようやく意味がわかり嬉しかった。
