学校が終わってから、瑞麗と一緒に龍玖のスクールメイトのお誕生日会へ行った。龍玖の学校の３分の２くらいの子供達がお誕生日会に来ていた。瑞麗もたくさんの人が来ていたので興奮し、そして嬉しそうに他の子供達に遊んでもらっていた。龍玖はあと一か月足らずで卒園である。出来るだけ学校のお友達の過ごせるようにしてあげたいと思っている。今のプリスクールからStarr Kingに行く子供は龍玖ひとりである。幼稚園に入ったら誰も知っている子がいないし、おまけに中国語だからストレスが多いだろうと考えていると、私の方がストレスを感じるようになってきた。しかしながら、既に２か国語を話せる彼は意外にうまくやれるのかもしれない、とも思う。アパートメントの下の階に住んでいる、家族ぐるみで仲良くしているメキシコ人家族のお母様は龍玖が遊びに行くとずっとスペイン語で龍玖に話しかけてくれている。龍玖は「こっちへ来て」「じゃあ行こうか。」などの簡単なフレーズは理解していると言っていた。人に会うと自分は中国語の小学校へ行くんだ、と言っているようなので、彼にとってはお友達が誰もいない、という事以外はどうってことないのかもしれない。
