lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

初めて眼鏡を購入する

眼科へ行った。
家から一番近い所を探し、電話を入れてから伺った。眼科へ行くのは3年ぶりである。始めに検査を受けた。眼圧を調べる際、眼に空気を吹きかけられたので驚いて仰け反ってしまった。

検査の後、中待合室で暫く待った。名前を呼ばれて診察室に入ると中は薄暗かった。先生は簡単な検査を私に施した後、「目が慢性的に疲れていますね。酷使して来たみたいですね。」と言った。
「肩こり、頭痛はありますか。」と訊かれ、
「10代の頃からあります。」と言ったら
「あなたは早い時期から遠視だったようですね。」と言われた。

いわゆる老視が進行しているのか、と思ったが、そうは言われなかった。まだ早いステージなのだろうか。
「なにか細かい作業をしていますか。」と訊かれ、
「銅版画をやっています。」と答えた。
「それではとても緩い眼鏡の処方箋をあげましょう。本当にびっくりするくらい楽になりますよ。」と言ってから、看護士さんに見本の眼鏡を持って来させた。

眼鏡を装着してみると、看護士さんが文章を見せてくれた。漢字の横にふられたルビが焦点を合わせよう、と努力しなくてもはっきり読めたので、思わず「おぉー。」と声を上げてしまった。

エッチングをやっている時、さぞかし大変だったでしょう。どうしてらっしゃいましたか。」と訊かれ
「拡大鏡を使っていました。」と答えた。

素足に雪駄を履いておられた先生は、銅版画と私が言ったのにもかかわらずエッチング、という言葉を使っていた。美術に造詣が深い方なのだろう。

「眼鏡を購入したら、いつでも良いので検査に来て下さい。眼鏡がきちんと合っているか診ますので。」と言われ、「ありがとうございました。」とお礼を言って診察室を出た。

会計の際、防腐剤の入っていないアレルギー眼用の目薬と処方箋を貰った。

家に帰り、すぐに市内に良い眼鏡屋さんがないか調べた。家事を済ませた後、「BAL」に用事があったので、そちらへ先に立ち寄り、それから徒歩で烏丸御池にある「新風館」へ向かった。

新風館の中庭では「SKE48」のイベントが行われていた。立ち止まって見たかったけれど、時間がなかったのでステージ横を通りすぎた時にちらっとだけ見た。とても可愛らしい人たちだった。

目的の店「POKER FACE」へ入り、お店の人に「眼鏡を購入したいが初めてなのでアドバイスが欲しい。」と言った。
20点くらい試着して、藍色のチタンフレームの眼鏡を注文した。

このお店ではレンズはよほどの度数ではない限り10,000円均一だそうである。ホコリが付きにくい特殊加工をレンズにする様にお願いした。

出来上がりは1週間後とのこと。もう嬉しくて仕方が無い。