今ロンドンにいる。
パリ北駅からユーロスターに乗った。駅構内がものすごく分かりにくい構造になっていて、乗り場が分からずうろうろしたため出発時間が近づいてきてあせった。入国審査の後の荷物のチェックが厳しくて時間がかかる、とネットで読んでいたが、機械に通しただけで終わりホッとした。
ビクトリア駅から徒歩10分のところにある、ネットで予約したB&Bに泊まっている。とてもとても狭いけれど、フロントデスクまで3秒で行けるので便利で助かった。
ブリブリが昨日たまたまネットで読んだ記事に、ロンドンのハイティーシーンの事があったそうで、今日行ったティールームを推薦してくれた。
ティールームはビクトリア線で北へ2つ目にあるOxford Circusという駅からほど近いホテルの中にあった。時間をフランス時間と勘違いしていたので早く到着したため、しばらくSOHOの辺りを瑞麗さんとうろうろしていた。インド料理店がたくさんあり、おいしそうなにおいがしていた。おなかを空かせた瑞麗さんにインド料理を食べよう、とせがまれて困った。
少し迷いながら約束の5時半少し前に到着した。とてもすてきな寛げる空間で、到着するまですごく機嫌が悪かった瑞麗さんは、すっかりご機嫌になりにこにこしていた。
私たちの席はピアノの前にあった。私たちが席についてほどなくピアノ演奏が始まった。演奏者のお兄さんはとてもフレンドリーな人で、瑞麗さんはピアノのそばに暫く立って雑談していた。
おいしいお茶とティーサンドウィッチを頂きながらピアノ演奏を聴いた。お兄さんは瑞麗さんのために「アンパンマン」のテーマ曲を弾き、そして彼女のナナ(おばあちゃまの事)はリバプール出身だと知るとビートルズの曲を数曲弾いてくれた。
帰りにTOP SHOPへ立ち寄った。瑞麗さんにサングラスとケースを買った。セールのコーナーにちょっとゴスでかわいいパーティーバッグがあり、「似合うかな。」と瑞麗さんに訊ねた。「それが持てるのは35歳くらいまでじゃない。」と返され、ちょっと悲しくなりながらバッグを元に戻した。
セールコーナーに置いてあった、落ち着いたデザインのしかしドクロがついたバッグを購入した。これは瑞麗さんもOKサインを出してくれたので嬉しかった。
駅のキオスクでソーセージロールを買った。部屋に戻り一口食べたみたが、とても美味しかった。
ここはパリより1時間遅いにもかかわらず、アフタヌーンティーを夕方5時半から頂いたので、瑞麗さんが興奮してなかなか寝付かなかった。
私にもなかなか眠気がやって来ない。