最寄りのSーBahnの駅へ向かった。ドイツには改札口がなく、各自がチケットを自動販売機で購入し、スタンプを押してから電車に乗る。どっちの方向へいけばいいのか、人に訊ね確かめてから電車に乗った。
乗り換えの際、反対方向へ行ったりしたが、無事「旧ユダヤ人女学校」がある通りに辿り着いた。現在利用しているギャラリーやレストランの名前が入った旗があったので、建物自体はすぐに見つけられた。しかし入り口が良くわからず、ウロウロしていた。もしかしてクリスマス前だから急に閉めることにしたのかもしれない、とあせっていたら、ドアを開けて入っていく人を見かけたので、ホッとして続いて入った。
１９３０年、当時の最新的な技術、デザインを使って建てられたそうである。新即物主義の象徴的な建物は当時のまま保存されている。現在３つのギャラリーと２つのレストランが入居している。お腹が空いていたので、まずユダヤスタイルのデリで食べられる料理を出すカフェへ入った。
