この夏龍玖はクラシックギターを習っていた。3曲弾いていたのだが、そのうちの1曲が先生自ら編曲された「無伴奏チェロ組曲第1番」だった。原曲を知らない龍玖にYouTubeで聞かせたら、すごく綺麗な曲だな、と感動していた。
バッハの「マタイ受難曲」をこよなく愛していたといわれる武満徹のギター曲に「いつの日か我去り行くとき」のメロディーが使われているらしい。
私はクラシックギターはあまり聴かないのだけど、バッハを編曲したギター曲は結構好きである。
昨日夕食後、龍玖がベッドの上に座りながら、バッハをギター演奏するのを聴いていた。心安らかな時間だった。