今日はクリスマスツリーを買いに出かけた。
午前中は龍玖のピアノの練習と宿題を終わらせ、ブリブリはすぐに落ちてしまう私たちのインターネットの修復を試みたり仕事をこなしたりした。瑞麗さんはお絵描きを少ししてから、叔母さまたちに買ってもらったハローキティの旅行かばんをひきながら家中を走りまわっていた。
昼食のカレーライスを食べてからブリ両親宅へ行き、ナナイモから来ているブリ叔母叔父とブリ両親とともにクリスマスツリーを買いに出かけた。サンクスギビングを過ぎると、空き地や駐車場を借りてクリスマスツリー屋が店を開く。今回は車で５分の高速１号線の出口のそばにあるところへ行った。夜はかなり危ないようで、そこら辺に車を停めておくと窓ガラスを割られること間違いなしという場所である。道には窓ガラスの破片が１ブロック延々と散らばっていた。４００本程のツリーが並んでいる中を、瑞麗さんと龍玖が嬉々として走り回り木を眺めていた。２メートルほどある木を注意深くチェックして選んだ。ツリースタンドに合わせてられるよう下を切ってもらい、木が運搬中に痛まないように巻いて、車の上に積んでもらった。木は税込みで５４ドル、チップとして２０ドルを親切なおにいさんたちに渡した。
木をブリ両親宅へ運び、ブリブリ、ブリパパ、ブリ叔父が窓際に備え付けた。なかなか立派な木で良い香りがした。龍玖とブリママがクリスマスのデコレーションを始めたので、一気にクリスマスらしくなってきた。
夕方ブリブリがかねてから行きたかったアイスクリームショップへ連れて行ってくれた。バターピーカンバニラアイスクリームを食べた。予定外だったのだが、夕食にやはりずっと行きたかったフランス料理の店を連れて行ってもらった。奇をてらわないフランス料理らしいサラダ、ポタージュ、ステーキを頂いた。食後に軽くローストした松の実を浮かべた甘いミントティーが出て来た。モロッコグラスに入ったお茶を飲むとほっとした気分になった。
ブリブリは昨晩から「James and the Giant Peach」を龍玖に読んでいる。あまりイラストの入っていない本だが、龍玖はそのお話しに夢中になっている。ブリブリが子どもの時にもらった、オリジナルの挿絵がついている本を今でも持っている。本のイメージにぴったりな絵で私も好きである。よくありがちだが、最近の版のイラストはあまり趣きがなく、なぜオリジナルの挿絵を使わないのだろうと思ってしまう。
龍玖は随分と英語の本を音読出来るようになったので、これからは音読練習用の本ばかりでなく古典童話も読ませて行きたいと思っている。
