この数日は雨の日が続いている。
今日は公休日なのでゆっくりしている。
瑞麗さんは、洋服と化粧品を運ぶのが面倒と言う事でここで寝泊まりしている。
職場では新しい人が数人入った。
常勤で入った人は1回だけ来て、連絡もなく、姿も見せなくなった。
(専門用語なのか判らないけれど、このような状況を「飛んだ。」と言うらしい。)
後の2人は学生さんたちだが、頭の回転が早い人たちだった。
日勤で入った人は法学部だけど哲学に傾倒していると言っておられた。
彼女の読んでいる本を数冊教えてもらった。
3月に大阪に異動し社員になられた、
アシスタント的存在の人から仕事で電話が入り、私が応対した。
またにぼ次郎へ行きましょう、と言って電話を社員さんへ回した。
彼女が残したメモが、まだ事務所の数カ所にそのまま残されている。
昼バッチをかけるために金庫を毎朝開けるのだが、
そこには「バッチおつかれさま」と言うノートが今も貼ってある。
それを見る度少し癒される。
そして私も貰った仕事についてのノートを自分のロッカーの裏に貼って残している。
もう一人、同僚がやはり貰ったノートをそのままロッカーに貼っている。
彼女が職場を去る時に、自分のロッカーに貼っていた雑誌の切り抜きを、
私のロッカーに貼り付けて行かれた。
なぜこれを私に、と思うのだけど、なぜか嬉しいのでそのまま私も置いている。
またお会い出来たらいいな、と思う。