今日は来客あり。ブリブリのプロダクト・マネジャーののりこさんである。彼らは毎週金曜日の朝ミーティングをする。彼女はアラメダ（イーストベイ）に住んでいるので、今週はサンフランシスコで、来週はあちらでミーティングを持つことになっている。今日は日本的朝食を家でもてなすことになった。
今朝６時半に起床、お米を洗い浸水させておく。先日取っておいた一番だしを冷蔵庫から出し、味噌汁用と出し巻き玉子用に分ける。玉子焼きを作り巻き簾で巻いておく。さやいんげんとなすを一口サイズに切り味噌炒めにする。れんこんを薄切りにし、バター醤油風味のきんぴらを作る。野菜入りはんぺんを短冊切りにしごま油で炒める。籠谷のおばさまたちから送って頂いたお麩とカットわかめの赤だし味噌汁でできあがり。玉子焼きには大根おろしとしょうがを添え、ごはんにはゆかりをかけてお出しした。まあよく出来た方ではないかと思う。
のりこさんはスーザンさんのOPHOTOの元同僚である。彼女の紹介で知り合った。まあ言えばブリブリのおしりをたたく役目の人だ。ウェブサイトのエンジニア関係に明るく、フリーランスという立場に慣れていないブリブリに、クライアントと金銭面でどう対応していくか、スケジュールの立て方などを教えてくれている。
のりこさんは私には浮世絵のしおりセットを、龍玖にはラフカディオ・ハーンの「怪談」の一話である、雪舟の子供の頃のお話の絵本をお土産にくださる。彼女は高校生の頃３年間お父さんの仕事の都合でメキシコで暮らし、そしてアメリカの大学を卒業した。だから母国語の日本語はもちろん、スペイン語・英語がペラペラである。龍玖を彼女のように３か国語話せるように教育するのがブリブリの希望だ。のりこさんは気さくな人で龍玖も彼女を一目で気に入ったらしく、自分の部屋へ導いていってレゴで遊んでもらっていた。
