lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

月の始まり

今日はスタジオの日だった。日本に行く前に大失敗した分をまだ取り返せていない。ああ、なんてバカなことをしたのだろう。

中上健次の「枯木灘」を再読した。「十九歳の地図」「千年の愉楽」と読んだが、この三作品のなかで一番好きである。祖母や親戚の人たちの和歌山弁を懐かしく思い出し、気が付いたら音読して読んでいた。こういう楽しみ方は彼の作品でしか出来ない。京都弁や大阪弁ではいくら慣れ親しんでいても駄目なのである。和歌山には特別な思いがあるからだろう。