lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

ちょっとした

ニューヨークの友人に教えてもらったサイトに今日の出来事というコーナーがある。その日の誕生日の有名人の名前がその都度アップされているが、男子名は青、女子名は赤で表示されている。今日の誕生日の人たちの中に林家パー子さんの名があったのだが、サイト管理者が気を利かしたのかピンクであった。

ただそれだけである。

ブリブリと龍玖はモントレー水族館へと繰り出して行った。ケウ゛ィン君とアメリアちゃんと一緒である。彼らは水族館の会員なのでブリブリたちも無料で入れてもらえるようだ。どこの水族館も高いが、あそこも例外ではなく、大人が一人20ドル以上する。子供も3歳から子供料金を取られる。あそこの水族館のタンクは大阪天保山海遊館のものと同じである。確か九州のどこかの会社が作ったはずだ。その技術は企業秘密なので、タンクを設置するときは完全に周りを覆い隠して見せないようにするらしい。アメリカでも有数のすばらしいコレクションを持った水族館なので、半日軽く過ごせる。

私はスタジオへ行くことになっている。でも先に家を片付けないと。

亜鉛板を磨く研摩剤が必要だったので、近所の金物屋へ行く。高校出て間もないお兄さんに亜鉛を磨くための研摩剤はないか、と尋ねると亜鉛という金属があるということは聞いたことがあるが、それについてはなんの知識も持っていないと言われた。亜鉛を知らない金物屋の店員なんて存在するんだ、と驚いた。店を見渡してもなさそうだったので、少し離れたところにある別の金物屋へ徒歩で行く。そこは70歳はゆうに越えているおじいさんが2人でやっている店である。店の中は混沌としていて、店員のおじいさんに尋ねないと欲しい品物には巡り会えない。もう引退しても良さそうなおじいさんたちだから、さすがに動きがとても遅く他に客が2、3人いる場合は20分は自分の番が回ってこない、と覚悟しなければならない。幸い最後の客が2分で去っていったので、張り切って尋ねた。しかし在庫がなくて今注文しているところだ、と言う答え。注文書を確かめてから答えてくれた。

とんだ無駄骨を折ってしまった。金物屋の並びにある中華料理屋でエビチャーハンをお持ち帰りして、スタジオへと向かった。2キロほどを早足で歩いたので、スタジオに着く頃には汗だくになった。あんまり暑いのでスタジオに入ってからドアを閉め、上半身裸で暫く作業に勤しむ。窓が無くて良かった。