lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

歯医者と石舞台古墳

昨晩Nさんからご主人のTさんが虫歯が痛むので、良い歯科医を紹介して欲しい、というメールが来た。私の担当医は暫く休みなので、S子さんに訊ねたら、彼女の歯科医院は明日水曜日は午前中だけ開いているから空きがあるか聞いてみる、と言ってくれた。

朝S子さんは11時半に予約を取ってくれたので、その旨Nさんへ電話したらもう痛みは落ち着いたから、私の行っている医院が開く土曜日まで待つ、と言われた。そのまますぐS子さんにキャンセルのお詫びの電話を入れた。それから5分後Nさんから電話があり、また歯が痛み出したのでやっぱり診て欲しい、と言われた。すぐ折り返しS子さんに電話したら、若しかしたらまた気が変わるのでは、と思いキャンセルの電話はまだ入れてなかった、と言ってくれた。

S子さんはTさんの通訳役を買って出てくれたおかげで、歯科医とTさんのコミュニケーションはとてもうまく行き、TさんもNさんも非常に喜んでいた。S子さんのおかげでTさんの希望通りに治療してもらえることになりホッとしている。

午後から瑞麗さんの仲良しの友達Lちゃんとお母さんのYさんが家に来てくれた。Yさんはピアニストである。前々から約束していて、瑞麗さんはずっと楽しみしていたから、朝から掃除をしたりして張り切っていた。掃除が終わってから2人で近所のウィーン菓子店へケーキを買いに行った。帰って来てすぐ2人が家に到着し、瑞麗さんは大興奮でLちゃんに飛びついて行った。

2人が仮装をしている間、私たちは学校のことを話していたのだが、いつのまにか縄文、飛鳥時代のこと、仏像のこと、アイヌの歴史の話になっていった。Yさんは奈良出身で、飛鳥の古墳群によく散歩がてら行っていたらしい。Lちゃんのお父さんはフランス人だが、日本文化の研究をしていて、古文をすらすら読みこなせる。妖怪にもとても詳しいらしい。今週始めに飛鳥を家族3人で石舞台古墳や飛鳥寺など自転車で一日中廻っていたらしい。私は飛鳥時代の仏像がとても好きなので、法隆寺に話が及ぶとエキサイトして百済観音や中宮寺の菩薩半跏像の事を語った。

Yさんはちょっと怯んでいたかもしれないけれど、飛鳥時代の話をする機会が久しくいなかったのでとても嬉しかった。