「Manet」を観に行った。Tateや大英博物館は無料だったが、王立美術館は展覧会ごとに入場料を払わなければいけない。１７ポンドととても高かったが、ブリブリが行っていいと言ってくれたので行くことにした。予約をした方が良い、といろいろな所に書いてあったので観られるか心配だったが、入場券を購入するのに２５分ほど待っただけで入ることが出来た。
この展覧会では肖像画家としてのマネの作品を展示していた。家はとても裕福であったので、好きな絵を描いていられたこと、受験に２度失敗したので画家を志すようになったこと、ボードレールやゾラ、マラルメなどの文人との交流の深さや（肖像画のモデルとしてそれぞれ登場している）、名前が似ていて間違われやすかったというモネとの出会いを知った。ビクトリアンの時代だけあって、黒い服に身を包んだ人物画が多くあり、それが人物の白い肌を際立たせていた。
昨日のターナーの風景画も良かったけれど、マネの肖像画の方が観ていて興味深かった。
