龍玖は学校の「今年の目標」に「お手伝いをする。」と書いていた。
それでは朝ふとんを片付けよう、となったのだが、「やること多すぎ。」と言って1回したきりで終わった。今朝はちゃんとやろう、と言ったら"F○○○ Off!"と言って怒り出した。そこまで酷い事ではないのに、意味を知らないで言うので笑ってしまった。そのままギターの練習や百マス計算を終え、朝ご飯を食べ終わるころには機嫌は直っていた。そんなに忙しくないのだけど、「こんなにやることがあるなんて自分は不幸だ、きっとそれは日本にいるからだ。」と思っている。物心ついた時から愚痴の多い子どもだったので、これからもずっとそうなんだろう。
