瑞麗さんが午後9時頃帰宅した。
その直後に雨が降り始めた。
久しぶりに排水溝へ落ちる水の音を聞いている。
父は昨日から急に副作用が出て辛くなったらしい。
今日病室に入ると、ベッドを60度位に上げてもたれてゆっくりしていた。
口内炎になり、硬いものが食べられない。
食べ物の味もよくわからないらしい。
京都で父の好きなあんかけ焼きそばを購入してお土産にした。
母はあまり夜も眠れないそうで、私の顔を見るなりずっと文句を言っていた。
妹はアレルギーで辛そうである。
私は着付け教室で着た着物一式を、持ちあるいていた事もあり、
やっぱり疲れていた。
着付けは名古屋帯の結び方を勉強した。
まだ着物をまともに着る事ができない。
私より着付けが苦手そうな人が一緒に授業を受けていた。
2人で足を引っ張っていた様な気がする。
明日の夜練習しよう。
瑞麗さんは機嫌が良さそうだった。