lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

夕勤は疲れる

朝ゆっくり眠られる、と思っていたのだが、瑞麗さんが朝7時半にピンポンと沢山鳴らして起こされてしまった。明日も明後日も起こされるみたいである。午前中有意義に過ごすには、やはり早く起きた方が良いのだと思うのだけど、思うほど上手く時間が使う事が出来ずに出勤する時間になってしまう。

"Strange Things"と言うアメリカで大人気のテレビドラマがある。瑞麗さんも観始めたらしい。そのドラマの時代構成がそうだからかもしれないが、今は80年代の文化がトレンディだそうである。超自然的な内容だ、と瑞麗さんが言っていた。気が向いたら一度観てみようと思っている。

最近はライターのMさんから教えてもらったアメリカのテレビドラマを観ている。”House M.D."と言うタイトルの病理学医が主人公のお話しである。医学用語が沢山出て来るのだが、エピソードによっては英語の字幕があるので助かっている。Mさんによると、シーズン4が面白いそうである。ドラマはすでに完結している。シーズン8まであるので、ゆっくり観ていくつもりである。

明日の午前中に予定していた用事は今週後半に予定変更をした。

もう少し起きていよう、と思ったけれど、とても眠くなってきた。目を開けているのも難しいので数時間眠ろうと思う。

quick dinner

瑞麗さんと私は午後4時半過ぎに帰宅した。

瑞麗さんの友達が学校で必要だと言う書類を午後5時に持って来てくれる、と言う事で家にいたのだけれど、都合が悪くなり瑞麗さんが行く事になった。

前夫が鶴橋で買って来たキムチとチヂミを持って来てくれた。瑞麗さんと3人で夕食を摂りながら龍玖の今後について話し合った。元々スーザンさんとは1年間龍玖を預かってくれる、と言う約束だったらしい。カナダの学校は6月末までなので、7月に京都へ戻って来る。夏休みを過ごした後、ヴィクトリアへはもう戻らずおじいちゃま達のいるGibsonsへ行く事になったという報告を受けた。龍玖は今の環境にとても満足しているので、かなり落ち込んでいるらしい。ヴィクトリアは都会なので、ドラッグの誘惑も多く先日はスクールメイトがoverdoseで命を落とした。龍玖が行ったホームパーティーでも普通にドラッグをしていた、と龍玖が言っていた。Gibsonsは人口3000人の小さな町だし、おじいちゃま達の家のそばに高校がある。suburbではあるけれど、住民の教育水準が高く、音楽活動も盛んだそうである。

今は勉強をしなくても良い点数を取れるので、何も努力をしていないと前夫は言っていた。 龍玖が納得している、していないに関わらず、引っ越す事は避けられない。ゲームも出来ないし、一緒に遊ぶ人も家にいないので、彼の為にもおじいちゃま達の家で暮らす方が良いだろう。

龍玖がヴィクトリアにいる間に一度遊びに行くよ、と約束していたのだけど、行く事はもうないだろう。カナダへ行くと言う理由は無くなってしまった。

明日、明々後日は久しぶりに夕勤のシフトが入っている。明後日は休みだけど午前中に用事があり、夜は合唱団の練習がある。木曜日は又休みで、同僚4人と三条に出来た回転寿し店でお寿司を食べる約束をしている。

人数がギリギリなのでフロントにも勿論立っているが、最近はお客さんと直接関わるよりも、滞りなく仕事が廻る様に取り込む事に喜びを見出している。出来るだけスクロールをしないで、覚えたコードを入れて予約処理をしている。PMSの処理は社員さんしか出来ない事も沢山あるけれど、一見繋がりが無さそうな事柄が結びつけられているのを見たり、然るべき所に収まる様にするのがとても楽しい。

明日の朝は、瑞麗さんの為に朝食を作る必要もないのでゆっくり出来る。今晩は文化的活動をしようと思う。

 

Anniversary

瑞麗さんと廻向へ行って来た。

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日曜日に行ったのは初めてだった。数年前母と行っていた時はいつも天王寺又はなんばからタクシーで向かっていた。寺は最寄りの駅から天王寺動物園の前を通り過ぎてすぐの所に位置している。本堂が工事中という事で、小さめの広間の様なところで行われていた。いつもの10倍の人たちがいたため、30分くらい待った。瑞麗さんには全く説明していなかったのでずっと質問責めに合っていた。

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程なく読み上げが終わったのでお参りをしてから寺を後にした。ちょうどお昼時になり、何か美味しそうな店はないかと探し始めていた。懐かしい商店街が見えたので、新世界周辺で探す事にした。瑞麗さんは串カツが食べたいとリクエストされたので、いつも行く八尾勝へ向かった。丁度お昼時だったので長い行列が出来ていた。瑞麗さんが通天閣からほど近いところにある、楽しそうな雰囲気のお店へ行こう、と言った為、そこに入る事にした。

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瑞麗さんに取っては新世界では初めての串カツ体験だった。すごく美味しい、と感動していた。2度漬け禁止のサインを見て驚いていた。

その後お土産物店に入り、Tシャツとお菓子を購入した。思いがけなく大阪観光をする事になったけれど楽しかった。

 

笹百合

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瑞麗さんが前夫の所へ昨日から行っている。ラーメンが食べたくなったので、独りで大宮交通公園近くのお店で順番待ちをしていたら、Iさんから「お菓子が余りそうだから、取りに来てください。」とテキストが来た。前回2回ともお菓子だけ頂いてコーヒーは飲まなかったので、流石にそれは申し訳ないと思い、今回はカフェラテを頂く事にした。

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2組先客がいた。1組は元昼行燈で一棟貸しの宿を経営しておられるご夫婦、もう一組は着物にゆかりの深いお仕事をしておられる女性2人だった。

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出入り口のそばに良い香りのする笹百合が生けられていた。笹百合は絶滅の危機に晒されているそうである。百合は種類によって匂いがこんなに強いのか、と驚いた。私は花のそばにいたので、ずっとその香りに包まれてそこに佇んでいた。

聚洸のお菓子と後で出して頂いたナッツを固めたお菓子も美味しかった。

 

金曜日

と言ってももう土曜日になってしまった。

先程瑞麗さんが詰めたスーツケースを北大路と大宮の角まで持って行き、戻って来たところである。午後10時半に帰宅したら、前夫宅にいる瑞麗さんが着替えが入ったスーツケースが必要なので持って来て欲しい、とテキストが入った。夜遅くなってしまい、外出するには遅すぎる、とお父さんに言われたから、と言っていた。

雨が激しく降っていたので、途中まで来て貰えないか、と前夫と交渉をし、スーツケースを渡したのだった。そんなに遠くではないけれど、雨が降っているので外へ出るのが面倒だったみたいである。兎に角スーツケースを渡せて良かった。

瑞麗さんは私には感情をぶつけて我儘を言いたい放題なのだけれど、前夫には出来ないのが少し不思議な気がする。

終業後、ライターのMさんと待ち合わせをしているインド料理店へ向かった。途中で池坊御用達の花屋さんの前を通り掛かった。急に紫陽花が欲しくなったのでお店に入り紫陽花を購入した。

家の額紫陽花も既に咲いている。写真はまた載せます。

そのインド料理店はランチでよく知られている。ディナーはランチとかなり様子が違うがこれまた良い、と聞いていたので、ぜひ試してみましょう、とMさんと話していた。どの料理も本当にスッキリした味でとても美味しかったけれど、取り分けDosaが素晴らしかった。一つ丸ごと食べるのは飽きてしまうので、2人で分けるくらいが丁度良いみたいである。スパイスと言うのは凄い、と感心しながら美味しく頂いた。

食事が終わってからお茶を飲みましょう、と言うことになり、少し歩いて上島珈琲店へ入った。おしゃれなカフェがMさんも私も苦手なのである。私の好きな象のカフェもそうじゃないか、と言われるかもしれない。あのお店は何故だかわからないのだけど、自分にはRitualな場所なのである。

上島珈琲店へはフランス語の授業を取っていた頃、毎週水曜日に行きお茶を呑みながらフランス語の勉強をしていた。結構頑張っていたのに何も身につかなかったのが悲しい。

雨音と水の流れる音を聞いていたいけれど、明日は日勤なので眠ろうと思う。

旅の画帳

 先週の土曜日、池大雅展を観に行った。

瑞麗さんとLちゃんは早足で会場を歩き抜け、玄関やロビーでお互いのsnapshotを撮影していた。2人は早々と居なくなったので、ピアニストのYさんと私はじっくり観賞して行った。

池大雅は書の方でも秀でて居た作家で、書も数多く展示されて居たし、自分の絵に自賛の画評が入って居た。そして指や爪を使って描いた絵もいくつか展示されて居た。多彩な筆使いと画調の幅の広さに感嘆した。

山水画などの風景画の構図は今まで見た日本画とはかなり違って居た。何が違うのかまだうまく言えないけれど、ユニークという事だけは判った。中国の山水図の影響を受けて居た時代の絵でも、独特の構図の取り方で描かれていた。

大胆さと同時にどの絵にもユーモアが感じられた。描かれた人物の表情がとても豊かなので、眺めていると微笑んでしまうのである。特に折り重なるようにくっついている仙人らしき人たちや、奥さんを描いたイラストのような絵が可愛らしかった。

一番印象に残っている絵は「五百羅漢図」だった。かなりの大作でそして構図が素晴らしく大胆だった。描かれている羅漢たちの表情はそれぞれ違って居て、そして本当に楽しそうである。幾人かは真面目に会議をして居たり、また孤高の羅漢は瞑想に耽っている。ある羅漢たちは象やライオンらしき動物と戯れて居たりして、ずっと眺めて居ても飽きないな、と思った。一名だけ三面六臂の人物が居て興味を惹かれた。

旅先で描かれたスケッチも帰宅し描いた画と並行して展示されて居た。そして旅先でつけて居た家計簿のようなものもあり、日付と何に幾ら支払ったのか、という事が記されて居て面白かった。草書体なので知識のない自分には難しかったけれど、「お賽銭」「そば」「うどん」と言う字だけ読み取る事が出来たのでちょっと嬉しかった。

写真撮影に飽きた2人が呼びに来るまで、結局2時間位掛けて観賞していた。京都国立博物館には数年前に琳派の展覧会へやはりYさんと一緒に観に来た事がある。この時に観た絵の話をしたが、今回のように印象深いものは少なかった、と言う点で同意した。Yさんからお誘いして貰わなければ行く事はなかったのでとても感謝している。

 

まだ見ぬ標本

今日も公休日である。

明日、明後日と日勤が入っている。瑞麗さんは彼女の父宅へ日曜日まで行く予定である。そしてLちゃんが金曜日夜泊まりに行く事になっている。

瑞麗さんの学校では今日、明日と中間テストが行われている。社会は壊滅的な出来だったらしく、流石に「やばい。」と思っている、と言っている。非常に軽んじている英語で100点取れなければ、来月のおこずかいを大幅に減らす、と言ってある。 

京都へ移って来てから本を300冊位手放した。それでも家には画集を含めてまだ400冊程度ある。本棚に収まっていない本たちをどうするかが今の課題である。2階の床の間に今は本を積んで置いてある。窓のガラスを磨りガラスにし、直射日光を遮るようにして床の間に本棚を作る。いつか購入しようと思っている骨格標本は東側に置き、棚を作りそこに(これもまだ手に入れていない)標本たちを飾ろう。

と少し現実逃避をしていた。

36b, 36d, 38b, 40, 41b and 44

昨晩は久しぶりに合唱団の通常練習へ行った。

火曜日は何故かややこしい事が終業間際に起こる。昨日も引き継ぎが難しい仕事があり、終わらせたら午後6時前だった。職場を出てそのまま大津へ向かった。コンビニで購入したドーナツを食べてから練習会場へ入った。

今回は私がまだ歌った事がないコーラスの練習だった。先生がその章の歌の意味を説明してくれるのだが、話術が巧みな方なのでとても分かりやすい。コーラスはある時はキリストを嘲る村人、そしてある時はキリストを讃える語り手の立場になったりする。

キリストへの揺るぎない信仰を歌う44番を最後に練習した。この章はコーラスの全パートが歌う。どの単語を強調するべきかを指導された。とにかく発音が難しい。歌でその言語を勉強すると言う人がいるが、かなり耳が良いのだと思われる。

マウジーさんのところへ行かなければ、と思いながら終了後、大津駅へ急ぎ足で向かった。帰宅して練習した章を歌ってみたがあまり歌えなかった。

 

come close to me

ふっと前を見たらアシダカクモがいた。

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結構人馴れをしているのかもしれない。腕に這わせたりとか蜘蛛とは戯れたい訳ではないし、急に出てくるとビックリしてしまうので、あまり近づいてくれなくていいよ、と心の中で思っていた。

15分くらいしてから、そういえば、と思い出して顔をあげるといなくなっていた。

A card from Victoria

龍玖から連絡がないので少し沈んでいた。

お昼の休憩中に龍玖とFaceTimeで話をした。カードは10日前にポストに投函した、との事。今はスーザンさん一家と、ケヴィンさんのいるシアトルへ遊びに行っているそうである。大都市だしすごく綺麗で食べ物も美味しいので大好き、と言っていた。

帰宅してポストを見ると龍玖からのカードが届いていた。


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最後に東京喰種の最新刊を早く送って欲しい、との要請が書かれていた。

火曜日

あまり曜日には関係の無い日々を送っている。

お客さんは昨日大阪へと向かわれた。とても静かな思慮深い方達だった。男性はパリ出身、女性の方はコルシカ島で生まれ育ったそうである。失礼かもしれませんが、と前置きして「家を購入しても、島に貢献しないと家が無くなってしまう事があると聞いたのですが、本当ですか。」と訊いてみた。

お二人とも「うんうん、そう言う事もある。」と頷いておられた。

島の写真を見せて貰ったが、本当に綺麗だった。

昨日は午後10時まで仕事だった。今日と明日は日勤である。今晩は合唱団の練習がある。統括の上司が東京へ異動されるため、今晩送別会がある。ご挨拶だけして滋賀へ行こうと思っている。

合同練習

旧大津公会堂へ初めて入った。

周囲とは随分違った雰囲気の素敵な建物だった。

3階のホールで練習が行われた。今日の先生は10月のコンサートの際、エヴァンゲリストのパートを歌われるそうである。とても良い声の方だった。発音と発声、そして強弱のつけ方について、細かい指導を受けた。いつもの倍以上の人数で歌ったので、とても気持ちよかった。マタイ受難曲はインベンションの左手みたいに、ソプラノだけでなく、アルトもテノールもバスにも美しい旋律があるので、どのパートを聞いていても感動するのである。

休憩を2回取ると時間が勿体無いと言う事で、3時間中10分だけ休憩になった。あまり高い建物がないので見渡しが良かった。

まだまだ私は練習が足らないので、コーラスのパートがある部分を聞き込んでいる。意味を理解しながら歌うのは気持ちが篭っていいな、と思う。

エヴァンゲリストの先生が、大阿闍梨に「形から入るか心から入るか。」と言う問いかけをされたそうで、その答えは「形から入るに決まっている。」だったそうである。

それには激しく同意する。

マタイ受難曲はやっぱりドイツ語で歌うのがいいな、としみじみ思った3時間だった。

ちょっと気が抜ける

自転車の鍵が見つかった事がじわじわと喜びになっている。

お客さんと少し話をした。今日はどんな日だった、と訊かれたので、つい一応の流れを話してしまった。お客さんたちはあまりの観光客の多さに疲れてしまい、早めに帰って来た、と言っておられた。

明日朝食を用意すると言って居たが、竜安寺に行かれると聞き、それなら午前8時の開門と同時に入った方が良いから、明後日にしましょう、という事になった。

まだ駐輪場にいる時、自転車の鍵が職場に落ちていないか、と思いホテルへ電話した。午後5時から出勤している同僚が出て、社員さんたちは帰宅したし、チェックインの方も落ち着いたので、少し探して見ますね、と言ってくれた。鍵にはビックベンのキーホールダーが付いている、と説明していた。10分後、電話をくれた。

「確認ですが、エッフェル塔のキーホルダーではないですよね。」

「はい、それはロッカーの鍵に付いているキーホルダーです。自転車の方は『ビックバン』です。」

と答えたら、横で瑞麗さんが「ビッグバンと違う、ビッグベン!」と大きな声で訂正して来た。それで慌てて「ビッグベンでした。」と言い直していたのだが、確実に同僚にも聞こえていたと思われる。

また話の種にされてしまうかもしれない。

でもいいよ、と思えるくらい、今は自転車の鍵の発見が齎した心弛びに浸っている。