先週の日曜日に龍玖を初めて映画館へ連れて行った。「ハウルの動く城」の吹き替え版を観たのだが、まわりは殆ど家族連れで、かなり空いていた。龍玖が２時間もじっとしていられるかと心配していたが、とても夢中になって観ていた。今でも思い出したように「お城が動いた」「でも壊れちゃった」とか言っている。入ってすぐにスクリーンを眺めて「大きなテレビがあるよ。」と言ったのがおもしろかった。
これに味をしめてティム・バートンの「Charlie and the Chocolate Factory」も一緒にいつか観に行けたらいいな、と考えている。ブリブリやブリママがいい顔をしないかもしれないが。私は原作がすごく好きなので一人でも観たいのである。「マダガスカル」をやっていた時に、龍玖を連れて行こうか、と思ったが、絵がどうしても気に入らなかったので止めた。予告編を観たが「Charlie and the Chocolate Factory」はかなりシュールな演出だったので、ブリママたちの検閲にあうかもしれない。内緒で行こうかな。
ティム・バートンといえば今はロンドンに住まいを移したようだけど、何年か前までは長い間ベイエリアで暮らしていたらしい。サンフランシスコのセレクトショップで２度ほど、当時のガールフレンドと一緒に見かけたことがあった。その頃のガールフレンドという人が個性の強い人で、透け透けの青いオーガンジーのシャツの下にオレンジの蛍光のブラジャーをつけていて、髪が真っ黒に染められ、そしてものすごく細かった。どうみてもゴスのおねえさん版だった。その頃はティム・バートンも痩せていたけど、最近の彼の写真を見るとぽってりしたおじさんになっていた。寄る年波のせいか。
昨日冷蔵庫にあった龍玖のバニラ風味のヨーグルトを初めて食べてみた。私はこちらの食品に入っているバニラの香りがどうも好きになれない。アメリカでは風味が（それも人工的な）強すぎるせいだろう。
石鹸や香水なんかでもバニラの香りがあって、ブリママやブリ姉も好きらしい。自然食品店で売っているのを見かける。私は甘めでもシトラス系が好きである。
