lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

瑞麗の怪我

昨日の昼前に瑞麗がベッドから落ちた。イチゴ状血管腫の丁度ど真ん中を切り、7針縫う怪我をした。

瑞麗は眠っている間、私はキッチンで家事をしていた。床になにか固いものが落ちる音がして、すぐに瑞麗の火がついたような泣き声がした。急いでベッドルームへ行くと血まみれの瑞麗が床で泣いていた。その出血の多さに気が動転しながらブリブリのデスクに携帯で連絡をし、瑞麗を抱いて近所の市民病院の救急センターへ走った。瑞麗はその間気を失うこともなく、私が抱いているとすぐに泣き止んだ。家で濡らしたタオルをおでこに置いていたが、すぐに血まみれになったので、玄関のドアのそばへ残してきた。病院の駐車場をい横切っていると、血まみれの私たちを見たおじさんたちが、ほらあっちが救急センターの入り口だよ、と案内してくれた。私は3度ほど救急センターでお世話になったので勝手を知っており、まっすぐセンターの待ち合い場所まで走って行った。看護士の人たちは冷静にしかしやさしくなにが起こったのかを尋ね、私を瑞麗とともに滑車の附いたベッドに乗せ、子供の緊急処置室へ連れて行ってくれた。次々部屋へスタッフが入ってきて、6、7人がそれぞれ瑞麗の傷を消毒したり、器具を揃えたり、毛布を出したり、瑞麗の名前、保険の有無などを尋ね、書類を作成したりしていた。部屋に入って5分ほどするとブリブリが会社を早退してかけつけてくれた。彼が私に替わっていろいろな質問に答え始めたので、私は瑞麗に集中した。瑞麗はキョロキョロして興味深そうに部屋を見渡し、スタッフが話しかけるとにっこり笑っていたので、えらく人気者になっていた。治療が終わり家に帰るまで彼女を見にくる人が後をたたなかった。