龍玖はサンフランシスコから帰ってきてから反抗期に入った。
注意をしたら「だまれ。」と言ったり、茶化して真似したりしてくるのである。今度したらコロコロコミックを買わない、ドラえもんをテレビで見せない、おもちゃを捨てる、とか言って罰を与えるぞ、と脅すのだが、鼻でせせら笑っている様子で聞かないので、仮面ライダーWの棒のおもちゃを思いっきり破壊した。
さすがに龍玖は号泣した。それでも懲りずに昼食の焼きそばの麺を投げたので、ベルト２式を捨て、コロコロコミックのバックナンバーと最新号４冊も捨てた。その号泣している間に中国語の韓老師が来たので、そのまま上の龍玖の部屋へ２人で行ってもらった。すぐにご機嫌を直したようで後は平和に過ごしていた。
瑞麗さんは１時間半かけて昼ご飯を食べた。早ければ二条公園へ連れて行ってあげる約束をしていたのだが、あんまり遅かったので「今日は行かない。」と言ったら瑞麗さんにも号泣された。が、彼女は３分ほどしたら泣き止んで「じゃあリカちゃんのおうちで遊んでくれる？」と無聞いてきたので、快く承諾した。
それからはなんとか平和に時間が過ごせたので良かった．
