森山大道展を観に行った。
妹と朝１０時に美術館で待ち合わせをした。午後２時から森山大道のトークがある、と言う事で整理券目当ての人ちで美術館はいっぱいだった。券は１２０枚配ることになっていたそうだが、２００人以上の人が朝９時の段階で並んでいたそうで、美術館側の判断で１０時配布のところを９時に配ってしまったらしい。私が１０時１０分前に行くと「券の配布は終了しました。」というサインが出されていた。
配布以降、１０時前に来た人たちがサインの意味を知らずに並んでいて、責任者を呼べ、とかなり怒っていた。「どうせ１０時に配布したってずっと並んでいた人たちがいたから入れなかったのに。」と思いながら、私は友の会会員の更新手続きをして、妹と一緒に入場した。
最初に入った部屋の展示は東京がテーマであった。彼の写真は粒子の粗い白黒というのが特徴だが、その部屋の写真はみんなヴィヴィドなカラーだった。私はその展示が今回では一番良いと思った。
後、ブエノスアイレス、ニューヨーク、新宿、大阪が続いた。動物が映った写真はあまり多くないのだが、彼の代表作となった「犬の道」や、豚、猫、馬そして象の写真が私は好きだった。
帰りがけ、ミュージアムショップで豚の写真がモチーフとなったピンをつい購入してしまった（今朝よく見たら豚ではなく犬だった。「三沢の犬」をモチーフにした、と書いていたでしょ、と妹に指摘された…）。
