アトリエが終わった後、いつものように遊具のある場所へ行った。瑞麗さんと大きなテーブルの前に座り、彼女が焼いたアップルマフィンを食べていたら、アイスクリームを持った男の子とお母さんがテーブルの反対側に座った。
その男の子の胸についていた名前シールに、日本の名前が書かれていたので興味を持っていた。瑞麗さんとその子が話し始め、それぞれおやつを持って場所を移動した。私はなぜその名前をつけたのか訊ねてみた。その人はご主人とともに思った通りかなりの親日家だった。日本の事、瑞麗さんのフランス語教育について語った。
帰り際園内を走っている汽車のチケットを奢ってもらい、一緒に乗ることになった。ずっと乗りたいと言っていた瑞麗さんは大満足だった。
日本へ帰る前に一度会いましょう、と約束をしてお別れした。
彼女とメール交換をしたのだが、後にパリで子供も楽しめるイベント情報を沢山調べて送ってくれた。
来週はアトリエは予約していないので、何か別のことを瑞麗さんとしよう、と思っている。
