lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

水餃子と涙


塩漬け魚の焼飯と肉焼麺、水餃子を頼んだ。どれもサンフランシスコでよく食べていた料理である。味付けは濃くなくあっさりとしていた。嬉しくてぱくぱく食べた。瑞麗さんはデザートに胡麻餡が入った団子汁を食べた。暖かくて美味しかった。
食べ終わり頃から瑞麗さんが疲れたせいかぐずぐず言い始めた。高老師のことを話し始め、わんわん泣いていた。色々な思い出話を聞いているうちに思いがこみ上げて来て、一緒に泣きながら夜道を歩いていた。瑞麗さんの前で泣いたのは、高老師が亡くなったニュースを聞いた時以来だった。ブリブリが気付いて指摘し、瑞麗さんが驚いて「顔を見せて。」と言って来た。見られるのは嫌なので顔を隠しながら歩いた。
セーヌ川沿いではダンスパーティーが繰り広げられていた。老若男女問わず皆さん楽しそうに踊っていた。