Bahnhof Berlin Friedrichstraße駅で乗り換えをするために別のプラットホームへの道を急いでいた。どこからともなくjew harpが聴こえてきて、後ろにピッタリ着いてきた。jew harpの人も同じ方向らしく、自分の乗る電車の停まるプラットホームに辿り着くまで１０分間、ずっと「ビヨ〜ン、ビヨヨ〜ン」という音を聞かされた。あまり心地よい音ではないので、不安な気持ちになってしまった。プラットホームではギザギザに歩いて距離を置く事に成功した。電車が来るまでさらに８分間、jew harpはなり続けていた。振り向くのが嫌で、結局演奏者の姿は見なかった。
