マウジーのY子さんとお店の前で待ち合わせをしてから向かった。Y子さん自転車は１０段階のギアがついているちゃんとした自転車で、普通に走っておられたのだろうけれど、私のはママチャリなのでぐんぐん距離が広がっていった。途中何度も待って貰いながら２５分くらいで聖護院に到着した。
なぜかもっとこじんまりとした佇まいの建物を想像したので、門をくぐり参拝入り口でその敷地の大きさに驚いた。６０００坪あるそうである。事務所に通されると先に女性が一人待っていた。
３０代半ばの眉目秀麗な僧侶の方が案内をしてくださることになった。最初に大きな部屋へ通された。天皇への接見の間へ進む前に通される待ち合い部屋として使われていたらしい。そこで修験道、そして天台宗としての聖護院の成り立ち、天皇家との関わりや、役行者の修行について説明を受けた。
