lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

七夕

七夕の日、瑞麗さんが通わせてもらう学校では、オクラの輪切りを星に見立てて散らした煮麺が出る。ほんのささいな事なのだけど、子供達は楽しみにしているらしい。私も夕食に何かしようかな、と思っている。といっても、何かを星型に作るくらいのことなのだけど。

昨晩はKさんたちの洗濯を終えた後、3人で徒歩15分のところにある居酒屋へ行った。稚鮎の唐揚げ、たこぶつ、お店自慢のおでんなどを頼んだ。どれも美味しい、と喜んで食べておられた。ニューヨーク、サンフランシスコ、大阪、京都、マルセイユ、ロンドン、パリの人々の違いについて話をした。Kさんは非フランス人だがいわゆるWhiteRussianなので、マイノリティーとして見る風景の違いについて話すと興味深そうに聞いておられた。食事の後、帰宅するとエアコンのない2階で2人は爆睡していた。私もシャワーをしてから眠りについた。

瑞麗さんを午前7時に起こした。朝ごはんに卵かけご飯を所望し、食べているとKさんが興味深そうに見ていた。瑞麗さんは半分眠ったまま学校へ行き、KさんとEさんは奈良へと向かわれた。ガイドブックに法隆寺について読んだお2人が「行くべきだと思うか。」と訊いてこられたので「歴史的にも重要で、建造物も宝物も素晴らしいものを持っているお寺なので、時間が許せば是非行って欲しい。」と答えた。外国人受けは東大寺の方が良いだろう、と思われるが、Kさんたちはちょっとコアなものがお好きそうなのでお奨めした。

例の方はフリースペースがある北山の資料博物館へ向かった。ロンドンで真冬に暖房をつけるのを拒否されたため、仕返しにエアコンをつけることを拒否している。それに根負けしてどこか無料で仕事が出来る場所はないか、と訊かれたので調べてみた。京都市内に数カ所見つかった中で一番良さそうなのは、京都芸術センターにある談話室である。開館は午前10時から午後8時まで、年末年始前後の1週間以外はほぼ毎日開いていて、無料Wifiが利用できる。室内では飲食は禁止だけど1階にカフェがある。毎日そちらへ行ってくれればいいな、と願っている。