lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

新茶の香り

おばさまたちから送って頂いた新茶をいれてみた。一緒に送って頂いたチョコ入り炭酸せんべいと頂く。

ホッとひとときの3時のおやつである。一か月前日本茶をいれた時は味が全然わからなくてショックだった。味覚がいかれてしまうのは辛い。食事の用意がうまく出来なくて困った。今週に入ってから日に日に気分が良くなってきた。一時的にくらっとするときがあるが、すぐやり過ごせるようになった。しかしそれと入れ替わるように胸焼けを覚えるようになって来た。これは食べるものに気をつければなんとかなるようなのでまだましだが。

さっき安い中華料理屋で私たち3人とブリブリの同僚のテッドさんと夕食を食べた。「Sam Wo」という開店100年の古い店である。いかにも中国でもこんなかんじじゃないか、という雰囲気の机、いす、食器を使っている。ウェイティングをする人たちが無愛想なのが有名で、働いていた女性もやっぱり殆ど笑わなかった。キッチンは4人ぐらいいるのに、たいてい一人で30人くらい入る店のテーブルを切り盛りするのは大変だろう。客はほぼ100%非中国人である。焼飯で4ドル、焼そばで4ドル25セント、おかずの御飯のっけでだいたい4ドル50セントだった。私がたまに行っていた10年前は焼飯で3ドル75セントだった。ここ十年のサンフランシスコの地価や物価があがった比率を考えると随分おだやかな値段の上げかたである。夜遅くまで開いているので、深夜夜遊びの後小腹の空いた若い人たちでいっぱいになる。日本のラーメン屋のようなものか。

こちらの人は殆ど食べているのを見かけたことがないが、中国人は夜食や朝食にお粥を食べている。中華街のそばに住んでいた頃、たまに私も食べていた。いろいろ試したがシンプルに鶏ガラスープで煮た粥にしょうがの千切りと香菜がのったものが一番おいしかった。友人のリリちゃんは皮蛋がのった粥が好きで私も試したが、苦手であった。彼女と食べるときは鶏の指を揚げて甘辛く煮付けたものや、牛の小腸などの入ったヌードルスープを食べたりする。だけど皮蛋だけはどうも好きになれない。

久しぶりにチャイナタウンを歩いてとても懐かしくなった。ミッションも大好きだけど、やはりチャイナタウンの方が落ち着く。