ついさっき中国語のクラスから帰ってきた。ブリパパもブレント君も忙しくて家に来てもらえなかったので、今日は歩いて帰った。バスの通る道沿いに歩いていたので、バスが通ったら乗ろう、と思っていた。しかし早足で歩いていたら、ちょっと頭のおかしそうな人が叫んでいるのが見えてきたので、反対側に渡ったとたんバスがぶーいっと過ぎて行ってしまった。しかしながら気候がとても良かったせいか、人がたくさん外に出て夕涼みをしていたので、夜道でも全く恐さは感じなかった。ブリトーをどこかで買って帰ろうと3つほど覗いて行ったが、どこもえらく混んでいたので止めた。殆どが20代の若い人たちだった。こう暖かいとみんな家に帰らないで、友達と簡単に道で食事しようと思うのかもしれない。前から試そうと思っていた最近出来たTaqueriaでブリトーを買い、帰途に着いた。家に着くとブリブリはキッチンで酒を飲みながら村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読んでいた。龍玖も瑞麗もうまく寝かし付けてくれていて、改めて彼はスーパーダディだ、と感心させられた。2人でブリトーを分けて食べながら、中国語、広東語の話をした。ブリトーは思わずおいしく、静かな楽しい夜を過ごしたのだった。