ロンドンにあるエッチング専門の画材店で、お店オリジナルのインクを購入した。ドライポイント用のインクである。Charbonnel社の専用インクを使っていたが、あまり良くなく、代わりのものを探していた。いまいちかな、と思っていたドライポイントの版を試しに刷ってみたら、線の強弱も繊細な掠れも綺麗に出ていた。Charbonnel社のインクはbrown-blackだが、Intaglio printmaker社のインクはblue-blackなのも気に入った。
自分の線に自信を無くしていたので、このインクは救世主のように思えている。