龍玖の学校へ行ってきた。教室がわからず、4階建てのメインの校舎をくまなく歩き廻ったが見つからなかった。制服のリサイクルのカウンターで、知り合いのお母さんがお手伝いをされていたので訊ねたら、別の小さな校舎のさらに裏にある建物だ、と教えてくれた。教室に辿りついたら、ちょうど最後の3限目の授業が始まるところだった。道徳の授業で、「誕生日」がテーマだった。担任の先生がご自分の生まれた日時や身長、体重が書かれたページがスライドで出てきた。彼の髪の様子から40代半ばと思っていたので、まだ30代前半と知り衝撃を受けた。彼の専門は体育だが普段は穏やかで親しみやすい人柄なので生徒さんから慕われているそうである。ただ体育の授業になるとスイッチが入るらしく、バレーボールの授業でボールを受け損ねたりした時など「おまえは人間として失格だ。」というような事を言いながら凄い勢いで怒るそうである。サーブは上手だけどレシーブが下手な龍玖は「失敗すると本気で怒ってくるので、怖い。体育の授業を休みたい。」と言っていた。「誕生日の日には親に感謝をしてみましょう。」と言って授業を締められ、3時限目は終わった。
受験の説明会のため、体育館へ向かった。進路指導の先生の話し方がとても穏やかなので、眠くなってしまい大変だった。受験においての点数の付け方が漸く理解出来た。行きは傾斜が激しい丘を上がらなければならず時間がかかるが、帰りは凄い勢いで坂を降りていけるので、行きの半分の時間で家に到着した。
夕方Yさんと烏丸鞍馬口にあるインド料理店で落ち合った。今回もミールを頼んだ。Yさんもお気に召したみたいで、京都で一番美味しいインド料理店かもしれない、とおっしゃっていた。食事の後烏丸通を少し下がり、開店して間もないコーヒー店へ入った。コーヒーがとても飲みやすく美味しかった。オーナーさんは材料に拘りがあるそうで、メニューにもそれが表れていた。特別な牧草で育てられた牛から取った牛乳が自慢だそうで、その牛乳で作ったケーキ類もおすすめだそうである。
烏丸今出川の交差点でYさんとお分かれした。色々お話しして楽しかった。