庭が草原化しているお陰で虫の大合唱を堪能している。
瑞麗さんが「後ろ足の筋肉が異常に発達したゴキブリがいる。」と言いに来た。
よく見たら鈴虫だった。間違えて迷いこんだらしい。
庭の方へ案内して外へ出した。
庭は非常によろしくない状態である。
落葉したら庭師さんにどうしても来て貰わないと行けないので、
それまでに草引きをしなければいけない。
凄く凄く億劫なのでここまで来てしまった。
来週末にしようと思う。
明日は遅番である。
火曜日は祝日でお休みである。
先週から一時帰国しているヤンちゃんと会う事になっている。
ハロウィンパーティーは滞りなく終わった。
とても大人しい良い子ばかりだった。
終業後、一旦帰宅し和久傳へ行き手土産を購入した。
そしてバスで瑞麗さんと西賀茂車庫へ向かった。
バスが最終バス停に到着した時には夕日が落ちかけていた。
先生のお宅まで歩いて行ってみよう、と瑞麗さんに言うと難色を示した。
では帰りにアイスクリームを買うよ、と言うと頷いてくれた。
あの辺りは街灯が少なく殆ど何も見えなかった。
山を切り開いて作った田畑の合間に断続的に道が通っている。
物凄く遠回りをして漸く到着した。
先生は全くお変わりなかった。
先生のお嬢さんは4歳になっていた。
沢山おしゃべりをしてくれた。
字も上手で文章をスラスラ書いていた。
Sちゃんが生まれた時、お祝いにLAMIの三角形色鉛筆セットを差し上げた。
それを大事に使っておられて、短いものは5cm位になっていた。
色鉛筆はいくつか持っていて、三角形のものを使う時はLAMIが欲しい、と
リクエストするそうである。
喜んで貰えてとても嬉しかった。
夕食はとても美味しかった。
Sちゃんはお箸を上手に使いながら何でも美味しそうに食べていた。
食事の後、先生が発表会の写真アルバムを出してきてくれた。
先生が教室を開いた最初の年、京都に移ってきたばかりの龍玖が
レッスンを受け始めた頃の写真が入っていた。
私の知らない色々な思い出話を伺う事が出来たので嬉しかった。
美味しいお茶を頂き、コーヒーのお土産まで頂いた。
そして帰りは最寄りのバス停まで送って下さった。
楽しい夜だった。
先程グラフィックデザイナーのMお姉さんと電話で話をした。
昨日の出来事の報告してから仕事場の愚痴を聞いて貰った。
Mさんに話しながら何が一番嫌なのかと考えた。
職場なのに感情を剥き出しにして
関わろうとして来られる事が嫌みたいである。
これが近しいと思っている人たちなら良いのだけど、
最小限だけにしたい人たちと、不本意に関わらなければいけないのは苦痛に思う。
今は避けられない状況なので、適切に対応する様に努力している。